きたく子ども劇場の皆さま
こんにちは
子どものまち研究会の加々谷です。
子どものまちの開催にあたり、会員の皆さまにお伝えしたいことがあります。
長文になりますが、ご一読をお願いします。
… … … …… … … …… … … …… … … …
子どものまち「春風町(はるかぜちょう)」を以下の通り開催します。
5月4日(水)※雨天の場合は5日(木)
13時〜17時
北区中央公園 芝生の丘にて
今回のまちは外で行いますが、会場が密にならないよう、1月に開催した「きたかぜ町」と同様に、会員のみの参加にしました。
前回の「きたかぜ町」には44人の子どもたちが遊びに来てくれました。けれどもコロナ禍の様々な事情により、参加したかったけれど来れなかった人もたくさんいました。参加できなかった人から「まちは5月にもあるから大丈夫。」「すぐに次のまちがあって良かった!」という声が届き、今回のまちを楽しみにしている思いが伝わってきて、とても嬉しかったです。
「春風町」に向けた子どものまちミーティングはこれまで10回を重ね、残りあと2回となりました。今週末は子どもたちが買い出しをしたり、紙幣や地図を作ったりと、準備も大詰めです。
さて、前回の「きたかぜ町」とは違い、今回の「春風町」には食べ物を売るお店があります。
「今度は食べ物屋をやりたい。」
子どものまちミーティングに参加した子どもたちから声があがり、お菓子屋・ポップコーン屋・わたあめ屋・ソースせんべい屋の、4つのお店が企画されました。
食べ物を扱うことに対して、大人はもちろん、子どもたちの中にも「大丈夫かな。」と心配する人もいました。
「給食はどうやって配膳しているんだっけ。」学校でやっていることを思い出しながら、マスクやビニール手袋、消毒など、感染対策について話し合いました。
さらに、その場で作ったものを売るお店(ポップコーン屋・わたあめ屋・ソースせんべい屋)については、試作会を行い、感染を広げないために、どういうところに気をつければ良いかを考えました。
そして、以下のルールを作りました。
◯まちのみなさんへ
・まちの中では食べ物を食べられません。食べるときはまちの外で食べてください。
(飲み物はまちの中で飲んでもいいです。)
・まちの外で食べ物を食べるときには、人と離れて食べてください。
・食べる前と後には手を洗ってください。
◯食べ物屋で働く人へ
・お仕事を始める前には石鹸で手を洗い、消毒をしてください。
・ポップコーン屋、わたあめ屋、ソースせんべい屋で働く人はビニール手袋をして、食べ物に直接手を触れないようにしてください。ビニール手袋をした手で顔や体を触らないようにしましょう。
・お仕事中は、味見やつまみ食いなどはできません。マスクを、外したりずらしたりしないでください。
このルールを、まちに遊びに来た人にどうやって伝えようかと考えて、「パンフレットを作ろう!」ということになりました。
そして、まちの受付の横に役所を置き、参加する人は全員そこを通ってもらって、パンフレットを配り、役所で働く人がルールについての説明をする、というしくみも考えました。
もしもまち当日の夜に熱が出た人がいても、その人が売った食べ物から感染者が出ないようにと、子どもたちがアイデアを出し合いました。もちろん100%の確率で感染を防ぐことは不可能です。でも「食べ物は無理だよね。」と初めから大人が決めてしまうのではなく、「どうやったら食べ物が扱えるのか?」その方法を子どもたち同士で探しました。
同時に、子どものまち研究会でも大人ができることを話し合いました。
蛇口周りの定期的な消毒、ペーパータオルや消毒液の設置、「手を洗おうね」の呼びかけシールや看板の作成を決めました。また大人サポーターの方には、感染対策に関わることにはきちんと声かけをしていただくようにお願いする予定です。
長々と書いてきましたが、これで食べ物を扱うことへの不安が解消されるわけではないと、重々承知しています。納得していただける方も、そうではない方も、様々なお考えの方がいらっしゃると思います。
ご参加は、もちろん、それぞれのご判断でお願いいたします。
それでも、、、子どものまち「春風町」に、1人でも多くの子どもたちの参加をお待ちしています。
まち当日は、感染防止に気をつけながら、子どもたちが自分の気持ちのままにあそぶ姿を、手伝ってくださる大人の方々と一緒に見届けたい、と願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
子どものまち研究会
いつも子ども達に寄り添い、励まして頂いてありがとうございます。 うちの娘たちは春風町をすごく楽しみにしています!
無事に成功するよう、一人ひとりが気を付けて安心して楽しめる町にしたいですね😁